L/W 雑記
2002年5月29日(水)21:48
気分が晴れない。
理由は分かっているし、どうなれば気分が晴れるのかもよく分かっている。けれども、それは一方ではどうしようもないことでもあると知っている。だから、どうしようもない。せいぜいが酒でも飲むとか、ゲームに浸ってみるとか、こうしてヨタってみる程度の話で。
でも、まぁ、ぼやぼやしているほど時間があるわけでもなくて、今日は今日とて6月からのバイトの面接というか、説明のような話を聞きに行ったり、明日からの「聞き書き学会」の講座の話を聞きに行ったりとか、とりたてて忙しいわけでもないけど、暇でどうしようもないというほどでもなくて。公演終了したらプチ引きこもりくらいにはなるのかなぁと予想していただけに、意外とアクティブ。映画も観たし。こうして、イノウエ日記のみならず雑記も書いているわけだし。一つにはお客さんの入りが寂しかったものの、作品の評判自体はおおむね好評であるという安堵感もあるのかもしれないけど。というか、むしろ、だからこれからが勝負なのだけど。イノウエ日記にも書いたけど、今はインプットがなかなかに新鮮でよい感じであることも、微妙にアクティブな原因なのかも知れない。あまり頑張りすぎるとどこかで齟齬をきたすので、そこら辺は適度に調整していかなくてはならないけど。
少なくとも、ヨタであれ、こうして発信している間はまだ、なんとか大丈夫だということでもあるし。
しかし、それらが一種代償行為となっていることも、また事実であろうから、結局のところ、根元的な解決にはなっていないのはクローンと同様でもあるけど。
なかなかに悩める年頃なのだよ。
2002年5月28日(火)22:13
というわけで、「イノウエ」も終了。
只今はクールダウン時期というか、肉体的にも精神的にも緩やかに「公演モード」から「通常モード」への移行中。
6月からは昼間の仕事を始めるので、今のうちにオフらしきふるまいをしておくことにしようと少しだけ思いつつ。
とりあえずは映画を観にゆく。
「ヘドウィグ」@キノはなかなかなかなかハマっちまう。サントラ即買い。
うーん、ロックなぞ実はよく分からないのだけど、魂というか、気合いの入った作品であった。
あとはあれだな、つまりはバックボーンという話。自分自身にはどんなバックボーンがあって今の作品にどうつながっているかを考えさせられる映画でもあった。「彼女」のバックボーンから生み出される作品。それはそのまま「彼女」そのものであり、「彼女」の魂であり、生き様それ自身である。まさに「彼女」自身の存在そのものが作品そのものであるかのような。
映画を観ながらぼやぼやと10年くらい前、まだ浪人していたころに受験に何の関係もないような本ばかり読んでいた時のことを思い出した。そもそも、浪人の1年間は今までで一番勉強もした時期でもあったが、今から考えるととんでもないくらいの本を読みCDを聞いた時期でもあった。とにかく修行僧のような毎日というか。だいたいが深夜1時くらいになると強制的に電気が消されてしまうところに住んでいたから(予備校の寮だったんだけど)、消灯時間を過ぎると基本的には何もできなくて寝るだけになってしまう。だから、その時間より前に全てのことを済ませてしまう必要があって、そこにとにかく情報量を詰め込んだ1年間であった。それは無論受験のための情報が主なのであったけど、それ以上にやたらめったらマンガ雑誌を読み、本を読み、CDを聞いていた。
あー、つまり、このジャンプは「グノーシス」から来たのだ。その頃初めてグノーシスに関する入門書のようなものを読み始めて聖書学とかキリスト教学というものに興味を示し始めた頃であったからだ。これもまた僕なりのバックボーン探しの一環なのだけど、それは最終的には、というか今のところ「信」と「知」という命題に行き着いてそのままほったらかしになっているそのテーマなのだけど。
とにかくあの1年間は小難しい本ばかりを読んでいた時期で、きっとそのまま哲学へ一直線の時期でもあったのだろうと思われる。そもそも北大に行く理由なんて後付で、この浪人の時期に「思いついた」ようなものなのだから。きっと、僕にとって大学に進む事なんてその程度の、つまりはいわゆるモラトリアムであっただけなのかもしれないし。けれども、確かにガクシャなるものに憧れのようなものを抱いていたのもこれまた事実。というか、むしろ学僧か。
2002年5月23日(木)1:34
そうなのだ。今日は(もう昨日か)眼科に行ってきたのだ。
舞台用にコンタクトを作ったのだけど、どうも左目の視力低下が気になっていて、定期的にも通う時期ではあったからなのだけど。
うーん、確かに右目の低下具合に比べて左目の割合の方がやや大きい。もともと、左目の方が近視も乱視も強かったのだけど、やや開きが出てきたというか……まぁ、ある程度は予想されていたことだし、そんなもんかなとは思っていたけれども、こうして現実にデータとして目の前に突き出されると、やはりそれなりに落ち込むというか、「さて、これからどうなるのかしらん?」という一抹の不安が意識上に浮かんでくる。こういう不安はいつもは意識していないか、意識しないようにしているかのどちらかなのだけど、どうしてもそれを受け止めなきゃいけないときは、こればかりは逃げてもどうしようもないことなので、致し方がない。そういうことなのだと納得するように努力するしかないのだ。あきらめ、とは違うだろう、そうじゃない何か別の納得のようなもの。
あきらめで思い出した。
ゴールデンウィークに従姉妹の結婚お披露目があって、ついでにその時に妹の彼氏殿にも会ったりしたのだけど、お披露目ということで、母方の親戚がそれなりに集まった。
母方は女きょうだいの家系で、ほとんど女性である。つまり、おじさん達というのは全部が「お婿さん」ということになる。しかも、我が母方の家系はどうも、「強い」。しかも、結束力もある。そうなると当然のこととして婿同士も結束するというか、なんとなく仲良くなっていく。そんな典型のような母方ファミリーである。で、おじさん連中が従姉妹の婿さんやら、妹の彼氏をつかまえては、「あれだよ、コバヤシ(母方の姓)は大変だからね、だから婿さんは、あれ、GGAなのさ」なんて言ってる。これ、何かというと「G(我慢)G(頑張り)A(あきらめ)」なのだそうな。もっとも、それはあるおじの造語なんだけど。
なーるほど、GGAね、確かに、なんて思いながら、おじたちにつかまった婿殿や彼氏殿を救出したくらいにして。
なんだろう、つまり、やはり人との関わり、人との交わりって大切なものだよなぁという感慨だったりするのだけど。で、また、新しく関係が生まれて、それがまたつながっていって。
うん、もう少しマメに稚内に帰ろうと思ったのだ。
2002年5月22日(水)16:54
精神的にはかなり引きこもりがちな今日この頃。でも、そういうわけにかいかないので、余計なところで体力やら気合いやらを使っている。
家であれやこれや作業をしたり、体調を整えたり、なんだかんだしているうちに時間だけが刻一刻と経過し、いつの間にか稽古に出かける時間になっている。
疲労感もそれなりにあって、最近はようやく人並みに眠れるようになってきた。
しかし、色々な意味で余裕がない。
とにかく、一つでも作業を落とすわけにもいかないので、メモは取るようにしているけど、それでも「何か忘れていないかな」と常にそれが頭の中にある。それがまた余裕のなさに拍車をかけている。
とにかく、もはやこんな直前ではあるけどネックは選曲であり、稽古の進捗状況であり。
まぁ、なかなか、作り続けるということそのものの難しさとか、責任とか何とかこんとかを考えるここ最近。
2002年5月20日(月)0:34
稽古の進捗状況などは「イノウエ日記」参照のこと。
ま、よろしくない。
でも、乗り越えられないほどのよろしくなさではない。もしも、それを見誤ったのだとしたら、僕の人の見方が甘かったということになるし、それなりに「この人は」と見てきた今までの自分が否定されることになってしまう。もっとも、それを恐れていたり、だから守りに入ろうというのではなくて、むしろ、だからこそ、乗り越えられるべぇと思っているのだ。もっとも、これは根拠のない楽観主義ではなくて、僕なりにはきちんと根拠のある話なのだ。だから、大丈夫だべ、と。とはいえ安閑としていいわけでもなく、ここが正念場と腹をくくるしかないのだけど。
そういう意味では今日見学に来た高校生のお二人にはややしんどい現場ではあったのだ。とてもリラックスして見学できる状況でもなかったし。うーん、そればかりは申し訳ないかな。しかし、まぁ、それが真実なのだから、そういう意味ではいいのかもしれない。逆に、「それでもまた来ます」なんて思ってもらえたならそれはそれで嬉しいことでもあり、気恥ずかしい部分もあり。
とにもかくにも来週、この時間までは怒濤の1週間になること間違いなしの予感100%なので、少しでも体力を蓄えること、短時間で集中して事務作業などこなすこと等々、最終本番モードへの調整をしなければ。
てなわけで、今日はもう、寝る。
なんとか8時間は睡眠がとれますように。
2002年5月18日(土)2:50
書くことについて、ふと、考える。
ここ毎日、何かしら書くことが多くて、今日は本当はパンフレット用の挨拶だのその他原稿を書かなければならなかったのだけど、カチャカチャ書いてみて、何だかとても嘘臭い文章になってしまって、今までだったら「あぁ、これでもいいかな」と思っていたものがとても嫌になってしまったので、明日、〆切なれども、もう少し頭を寝かせることにした。
例えば、日記に関してもそうだ。
3種類の日記。
毎日生活している間に「あぁ、これは書こう」なんて思ったりするけど、書いているときには全く思い出さなかったり、すでにその時には「あぁ、書こう」という衝動がなくなってしまっていて、最終的には全然別のことを書いていたりもするのだけど、それが正解なのかもしれないとも思う。
今日は色々な時期に出会って、今も関係が続いている人や、本当に久しぶりに話をした人などがいて、なんだか「人」の一日だった。生活自体はかなり遅い時間になるまで飲みもせず食べもせずひたすらに音楽を聴いてこもっていたのだけど、夜になってからなんだか「人」のことを考える時間となってしまった感じがある。琴似にラジオゲストに行き、桑園でチャンポンを食い、ビールを飲み、歩いて家に戻り、原稿を書くけど抹殺し、お茶を入れてジャムをサカナにちびちびやって、ぼんやりと「えにし」と言うコトバについて考えて、そういえば明日は本番だったなんて思い出したくらいにして。
しかし、そうだ、つまり、今は書くことに関して、もしかしたら、やや今までよりも楽になって、かつやや充実しているのかもしれないなんて思ってみたりして。相変わらず、ここにはヨタしか書いていないし、他の文章もヨタは変わりないのだけど、以前であればなかば「作り物」のヨタであったものが、最近はちゃんとヨタしてるなんて、それはいいことなのかそうじゃないのかは分からないけど、例えば今回のイノウエに関しても、まぁ、それなりに予想以上に時間はかかってしまっているけど、それでも、「あぁ、大丈夫だ」なんて、何に対してなのかは分からないけど、ちょっと自信のようなものがちらほら。
それは同時に「守り」に入っていることなのかもしれないという不安感もあり、どこかしらで自分を分析し検証する時間も必要だと思う。
まぁ、一発でいいもの書ければ本当はいいのだし、やはりそうあるのが理想ではあるけれど、まだまだ、そこには到達していないし、きっと到達しないし、到達して満足した時点で何かを間違え始めるのではないかと思う。
だから、いつまでたっても欲求不満を持ちつつも、「このライン」というのは維持しなきゃならないなと。
昨日、男は僕だけという状況でほぼ満席のキノで映画を観た。
そうか、レディースデイだったんだ。
バレエ団のドキュメント。
意志と努力ということを考える。
だから、こんな時間にヨタ書いている場合でもなくて、人並み以下もいいところの肉体なんだからとっとと寝てしまえという話。
2002年5月16日(木)3:18
というわけで、くにひろにてクールダウンの後、帰宅する。
帰宅してまずはイノウエ日記を書き、それからこれを書き、きっとその後で、さらに個人的な日記を書くと思われる。
もしくは、久しぶりにこくりと眠りにつけそうなので、そのまま布団に潜ってしまうか。
そう、やはりここには書けないことも存在しているわけで、それはさらに個人的な日記に委ねられることになるのだけど、ある意味ではもっとも日記からは遠いものなのかもしれない。
なにせ出来事はほとんど一切書かれることはない。
ここですら、出来事を書くことはそれほどないのに、個人的な日記に至っては書いているときの心情を出来る限り早くキーボードで入力する作業としか言いようのない時間であるから。
それでいいのだし、それが目的なのだけど、後になって読み返すと、結局、その日に何が起きたのかはさっぱり分からないのだ。
もっとも、記録は残らないのだけど、記憶はいやというほど甦ってくるわけで、それはそれで日記らしい機能を果たしているのだけれども。
まぁ、それを言ったらイノウエ日記であれ、これであれ、記録としてはほとんど意味をなしていないに等しい。まぁ、Fact-ional日記はそれでも、まだ、ましな方なのだろうけど。
そんなこんなで今日は日中、髪を黄色くした。
へぇ、こういう風になるんだなんてなんの実感もなくて。
かえって周りの驚きとか、そういうリアクションが意外で。
でも、こんなもんさ、きっと、なんて思ったりして。
ニガウリの酢の物はうまかった。
なんか、あれは二日酔いを抑えるのに効き目がありそうだけど、それは気のせいなのかしら。
2002年5月15日(水)1:12
日によってそうでもない時もあるのだけど、やはり一日が終わって「ふぅ、やれやれ」というクールダウンの時間は必要だ。
それは時に酒であることが多いのだけど、出来れば誰ともあまり語ることなく、やや酔いが回り始めるくらいまで黙って何も考えないで飲んでいたい。
酒でなくてもいいのだけど、こういう区切り、リズムが必要なのだなぁと強く感じる今日この頃。
特に最近は睡眠時間の関係もあって、かなり一日の境界線や、その中での時間の区切りが曖昧なだけに、何かをとにもかくにも「終えた」時間というのが必要なのだ。
何をするにしても長く時間をかけていればそれでいいわけではなくて、やはり効率とか集中力の限度を考えないといけない。
最近は稽古なども長くなる傾向があるし、土日などは一日中稽古場にこもることもある。
そういうたっぷりな時こそ、しっかりとした効率の良い、集中力の持続が可能な時間の使い方を工夫しなければならない。
……なんて思っているのだけど、これがなかなかうまくいかない。
単純に時間マネージャーとしての準備不足はあるのだろうけど。
うーむ。ウラ稽古日記になりつつあるな。
って、オモテにゃ余計なこと書いているし、こちらはオモテの補足のような感じで。
それでも合わせてみてもいっこうに分からない内面生活というか。
2002年5月14日(火)0:06
稽古時間の関係でこれを書くのが微妙に日付を越えた後になる。
今日は日中、あちこちに出かける予定があったにもかかわらず、体調悪く、しばし不動状態。
それでも脚本の改訂は早く済ませてしまいたかったので、うーうー言いながらなんとか、終了し、大量にプリントアウトする。おそらくこれで最後か、その一つ前だろう。まぁ、つなげてみてのタイム次第なのだけど。
ま、そこら辺の話はあちらにまかせておくこととしよう。
あー、でも、今日はそれくらい。
あまり何も考えることなく、一日が気付くと終わっているような、そんな一日であった。
2002年5月13日(月)0:26
一日の締めくくりとしての日記の方がなんとなくすっきりするのかもしれないけれど、あまり「一日」という概念とは関係のない様な毎日を送っているこの1ヶ月あまりでもある。
なにせ、眠れない、というか、眠らないというか。
さすがに大熱ぶっこいた前後は眠ったし、横になっていたけど、前に関しては何となく鬱々として晴れないし、そのせいで眠いのかなぁと横になっていたし(実際はそれなりに発熱の状態で推移していただけであったのだろう)、後はさすがに体力を回復する必要があったからなのだけど。
だからといって何かを無理してしているわけではない。むしろ、普通の人の半分くらいの活動しかしていないのだ。一体、何をしているのか僕自身も不明な点が多い。が、まぁ床に平積みにされている本の高さを考えると多少は思い当たることもあるという程度か。
今日は夕方には稽古を終了したので、家に帰り、作業等々をして過ごそうと思っていたらいつのまにやらこんな時間。勿論、何やかやとはしていたのだけど、何かをしたというほどの作業もするわけではなく。脚本の直しは明日にすることにしたし(これはシキリ直し感が欲しいからなのと、夜に脚本関係の作業をしても効率が悪いことは目に見えて明かであるからだ。少なくとも仕事をしていないうちはそういうゼイタクをしようという、せめてもの慰めでもある)。
部屋の片づけなどもしてみた。
3歩進んで2歩下がるという状態。
相変わらず魔界状態は変わりがないのだが、多少は魔界も落ち着きつつある様子という程度には「空間」が出来てきたし、何せ「床」が見えるようになったことは大いなる前進という他にはない。
睡眠時間はこの1ヶ月間は平均して3時間ほどだろうか。
前述のように忙しくて眠る暇もないというわけではない。むしろ時間的にはかなり余裕のある生活のはずだったのである。
眠れないし、眠りが浅いし、3時間くらいで目が覚めてしまうのだ。加えて、夢見が悪い。
昨日の夢も嫌な夢であった。内容は思い出せないけど。
とりあえず、何も考えず、一番最初に手に取ったCDを適当に聞きながら、部屋の中をうろうろしている。
2002年5月12日(日)2:04
なんと2ヶ月の長きにわたりのご無沙汰ぶりであったのであった。
本人の感覚としてはそれほどに時間が経過しているとは思ってもいなかったんだけど、改めて日付を見直すと事実そうであるからそうなのだろう。
まぁ、そうだわな。それなりに環境も変わったわけだし。だいたいにしてPC環境が変わった。
まず用事がないとパソコンの電源を入れない日々が何日あったことか。
ついでに家のTAの電源も切ってしまって、やや引きこもり状態になったりもしたし。
まだ鬱状態は完全に解消されることなく、というよりも基本的に常に軽く鬱な感じであるからこれは、まぁ致し方のないこととして。
それにしても久しぶりにホームに戻ってきた感覚。
書き始めるまではそれなりに時間を必要としたけれど、書き始めてみるとなかなかに「あぁ、そうか。こうして日々適当なことを書いているんだよな」と感慨の一つもしてみたくらいにして。
というわけで、ここをご覧になっている数少ないコアな皆様、僕は生きてます。入院もしておりません。先日39.7度の大熱ぶっこきましたが、今は大丈夫…多分…なので、少しだけの心配でよいようです。